・大学生が貯金をしないなら何にお金を使えば良いの?
このような悩みを解決します。
本記事の内容
・大学生が貯金をするのは意味ない?
・大学生が貯金をしないなら何に使うべき?
・【大学生が貯金をしない考え方】における注意点
大学生で、特に目的もなく貯金をしようと考えている人もいるでしょう。
しかし、「大学生の間は貯金をする意味がない」、「大学生のうちはお金を使った方が良い」という言葉を耳にすることもあります。
そこで、大学生が貯金をすることに意味があるのか、という内容について解説します。
本記事を読むことで、「大学生が貯金をする意味」について理解することができるでしょう。
目次
大学生が貯金をするのは意味ない?
結論、明確な目的があるかどうかが重要です。
明確な目的がある場合は、貯金をすると良いでしょう。
しかし、特に目的もなく、貯金をしようと考えている場合は考え直した方が良いかもしれません。
理由は、以下の通り。
- リターンが見込めない
- 大学生ではそこまで多く貯まらない
- 大学生は時間が多い
それぞれの理由について、細かく解説します。
リターンが見込めない
貯金は、基本的にリターンが見込めません。
仮に、銀行に貯金をしていても、金利は0.001〜2%程度なので、ほとんどありません。
100万円を2年間預けたとしても、税引き後で増えるのは、15円程度です。
また、お金を使わない間は、何かしらの経験や物も得ることもできません。
このように、リターンが見込めないため、目的もなく貯金をするのはメリットが少ないのです。
大学生ではそこまで多く貯まらない
大学生が貯金をする場合、大きな額を貯めることは難しいです。
多くの場合、収入源はアルバイトであり、多くても月に15~20万円程度でしょう。
また、親の扶養との関係により、稼ぐ金額に限度がくるケースもあります。
例として、アルバイトで稼いだ金額の中で、月5万円を貯金しても年間で60万円程度です。
このため、目的もなく貯金をするメリットは少ないのです。
大学生は時間が多い
社会人になると、自由な時間が少なくなりますが、大学生の間は自由な時間が多いです。
このため、大学生にある多くの時間を、効率的に活用することがポイントです。
海外旅行をするにも、ビジネスを立ち上げるにもお金がかかります。
社会人になってから、海外旅行をしたり、ビジネスを立ち上げたりすることも可能ですが、難易度が上がります。
このように、大学生の間は自由に使うことができる時間も多いため、目的がなく無理に貯金をする必要はないでしょう。
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大学生が貯金のためにアルバイトをする意味とは
前項で少し触れましたが、大学生は貯金をするために、アルバイトをする方が多いでしょう。
こちらも、貯金をする明確な目的がないのであれば、特に意味はありません。
コスパが悪い
アルバイトで貯金をしようと思うと、大学生活の多くの時間をアルバイトに費やすことになります。
しかし、アルバイトで得られるのは一時的なお金です。
使う目的が決まっていないお金のために、大学生活の貴重な時間を使ったとしても、得るものが少なく、コスパが悪いです。
アルバイトの内容によっては、将来的に活きるスキルが得られることもあるかもしれませんが、基本的には難しいです。
将来的に起業する資金にしたり、家族や周りの人に何かを買ったりするなどの、明確な目的がある場合は、アルバイトをする意味が大きいと思います。
ただし、目的がないのであれば、必死にアルバイトをして貯金をする意味は、限りなく少ないでしょう。
大学生が貯金をしないなら何に使うべき?
結論、リターンのあるものに使うのがおすすめです。
リターンのあるものとは、経験や知識などです。
経験
大学生の間に様々な経験をしておくことで、考え方や価値観が変わったり、自分のやりたいことを見つけたりするのも可能です。
やりたいことが見つかれば、自分の進路が決まり、不安が少なくなったり、充実感を感じたりするなど、多くのリターンを得ることができます。
知識
また、読書をして知識を身につけるなど、知識にお金を使うことで、多くの学びを得ることもできるでしょう。
知識にお金を使い、様々な学びを得ることで、スキルが高まり、収入が上がるようなリターンも期待できます。
大学生におすすめの本は、以下の記事でまとめています。
» 【損しない】大学生におすすめの本10冊をご紹介【役立つ本のみ】
副業・起業
特に、副業や起業などのビジネス経験に、お金を使うのが有効です。
大学生の間に、副業や起業などの経験をしておくことで、様々なリターンを得ることが期待できます。
得られるリターンは、以下の通り。
- お金
- スキル
- 実績
副業も起業も、簡単に成果を発揮することはできませんが、試行錯誤しながら行うことで、「お金」「スキル」「実績」を得ることが可能です。
自分でビジネスを立ち上げる際は、初期費用や運営費用などのお金がかかるので、この部分にお金を使うのは、有効なお金の使い方です。
このように、大学生の間に副業や起業をして、お金を稼いだり、スキルを身につけたりすることで、将来的に大きなメリットが期待できます。
大学生で起業をしたいと考えている方は、以下の記事もご覧ください。
» 【総まとめ】学生起業スクールWILLFUの評判は?失敗した人はいる?
【大学生が貯金をしない考え方】における注意点
結論、以下の3点。
- 浪費をしない
- お金を使い切らない
- 明確な理由があるなら貯金する
それぞれの注意点について、解説します。
浪費をしない
貯金をせずにお金を使う場合でも、浪費をするのは避けた方が良いでしょう。
お金を使おうと浪費をしても、得られるリターンは少なく、ただお金がなくなるだけです。
浪費とは、物欲によって欲しいものを買いすぎたり、必要以上に遊んだりしてしまうことです。
時には、友人と遊んだり、息抜きに買い物をするのも良いですが、必要以上にお金の無駄遣いをするのは避けましょう。
お金を使い切らない
自分にとってリターンのあることにお金を使うのは大切ですが、お金を使い切らないように、注意しましょう。
お金を使い切ってしまうと、生活に困ったり、他人に迷惑をかけたりしてしまうこともあります。
例として、起業に失敗して、自分でどうにかできるケースもあれば、できないケースもあります。
自分自身で責任をとることができれば、問題ありませんが、親などの周りの人に迷惑をかけるのは避けましょう。
副業の中には、初期費用や運営費用が少なくても始めることができるものもあります。
実際に、副業の中でも、アフィリエイトは、初期費用が数千円〜数万円ほどで始めることができます。
このように、お金を使い切るのではなく、最低限必要なお金を残した上で、お金を適切に使うことが大切です。
»【注意】大学生がお金を使いすぎない方法5つ【浪費を防げます】
明確な理由があるなら貯金する
前述しましたが、貯金に明確な理由がある場合は、貯金をした方が良いと思います。
家族や周りの人のために貯めるお金や、将来的に起業をするための資金など、明確な目的がある人もいるでしょう。
また、大学生の間で、目的のために貯金をするのは誰でもできることではありません。
欲しいものを買ったり、遊んだりなど貯めたくてもお金を使ってしまう大学生もいます。
将来的に、貯金をしなくてはならない時がくることもあるため、今のうちに貯金をする経験をするのも良いでしょう。
まとめ:貯金よりも適切にお金を使うことが大切
大学生が貯金をする意味について、解説しました。
明確な目的があれば貯金をすると良いですが、目的がなく貯金をすることには、特に意味はありません。
大学生が貯金をする意味がない理由
・大学生ではそこまで多く貯まらない
・大学生は時間が多い
大学生は、ただ貯金をするのではなく、適切にお金を使うことが大切です。
特に、リスクが少なくリターンの大きい、副業にお金を使うのがおすすめです。
副業をすることで、お金、スキル、実績を得ることが可能です。
大学生のおすすめの副業については、以下の記事で解説しています。