上記のような疑問を解決します。
記事の内容
・新卒でベンチャーはやめとけと言われる理由
・新卒でベンチャー企業に入社しない方が良い人
・新卒でベンチャー企業に向いている人
・新卒の優良ベンチャー企業を探す方法
就活生でベンチャー企業を志望する方や、ベンチャー企業からすでに内定をもらっている方もいるでしょう。
しかし、「新卒でベンチャーはやめとけ」と言う人もいるため、新卒でベンチャー企業に入社するのをやめようか、悩んでしまう方もいます。
そこで、この記事では「新卒でベンチャーはやめるべきなのか」という点について解説しています。
記事の後半では、新卒向けの優良ベンチャー企業を探す方法も紹介しているので、ぜひご覧ください。
目次
新卒でベンチャーはやめとけの答え
結論、新卒でベンチャーもありです。
理由は単純で、新卒でベンチャーに入社するメリットがあるからです。
新卒でベンチャーに入社するメリット
・個人のスキルを身に付けやすい
・社長と関わる機会が多い
・20代で責任のある役職を経験できる
上記のように、さまざまなメリットがあります。
しかし、これらのメリットは、全てのベンチャー企業で経験できるわけではありません。
後述しますが、ベンチャーにはブラックな企業もあるのは事実です。
そもそも、「ベンチャーと大手のどっちに行くべきか?」という考え方はやめた方が良いでしょう。
自分が企業に就職する目的を考え、その目的を達成できる企業を目指すことが大切です。
目的を達成できる企業が、ベンチャーなのか大手なのか、という考え方が良いでしょう。 続きを見る
【納得】「新卒で派遣はやめとけ」について徹底解説【デメリットが多い】
新卒でベンチャーはやめとけと言われる理由
理由は、以下の通り。
- ブラック企業が多い
- 将来的に転職しにくい
- 安定しない企業が多い
順番に解説します。
ブラック企業が多い
ベンチャーは、ブラック企業も多いです。
大手企業は、会社のブランドや知名度もあるため、悪い評判がすぐに広まりやすいです。
しかし、ベンチャー企業は、知名度が少ない傾向にあるため、長時間労働などが習慣化している企業も存在します。
とはいえ、ベンチャーの中にも、働き方や給料面において優良企業も多くあります。
ベンチャー企業を志望する場合は、企業をより入念に調べることが重要です。
将来的に転職しにくい
昔から、大手企業に勤めていた方が転職しやすいと言われていました。
この傾向は、現在でも少なからずあるため、新卒でベンチャーをおすすめしない方が多いです。
しかし、現代の企業は、個人のスキルが高い人材を求める傾向が強くなっています。
このため、ベンチャー企業に就職し、バリバリ働いてスキルを高めた人は、普通に転職できるでしょう。
安定しない企業が多い
日本は、昔から大手の企業が安定という考え方が強いです。
現在は減ってはきましたが、未だに「大手企業=安定」の考え方をしている人もいます。
大手企業に比べると、ベンチャー企業が安定していないのは事実です。
しかし、終身雇用は崩壊してきており、企業にいること自体が安定とは言えなくなってきています。
ベンチャー企業が安定しているとは言えませんが、事業内容によっては、今後も成長するベンチャー企業は多くあるでしょう。
新卒でベンチャー企業に入社しない方が良い人
新卒でベンチャー企業に入社すること自体は、問題ありません。
しかし、その人の考え方や求めるものによっては、入社しない方が良いでしょう。
・企業に強く安定を求める人
・休日はがっつり休みたい人
・自由度の高さでベンチャー企業を志望している人
それぞれ、具体的に解説します。
企業に強く安定を求める人
自分が志望する企業選びにおいて、強く安定を求める場合は、ベンチャーはやめた方が良いです。
終身雇用は難しいですが、ベンチャーよりは大手の方が安定しています。
とはいえ、大手企業でも、リストラのリスクはあります。
しかし、会社としての安定度を求める場合は、大手企業を選ぶと良いでしょう。
休日はがっつり休みたい人
ベンチャー企業の人は、休日に仕事をしている人が多いです。
社内の体制が完全に整っていないことも多く、一人一人の業務が増えることもあります。
このため、休日に仕事は全くせずにがっつり休みたい人は、ベンチャー企業はやめた方が良いでしょう。
自由度の高さでベンチャー企業を志望している人
自由度が高いベンチャー企業も多いですが、そこを目的にしている場合は、苦戦する可能性が高いです。
新卒入社のため、業務に関して具体的に教わらないと、戸惑ってしまいます。
自由度が高くても、会社という組織の中で、まずは最低限の業務を行う必要はあります。
「自由度が高いからベンチャー企業に入社したい」と考えている方には、ベンチャー企業はおすすめしません。
新卒でベンチャー企業に向いている人
次に、ベンチャー企業に向いている人を紹介します。
・仕事に大きくコミットしたい人
・20代で事業を立ち上げたい人
・収入より身に付くスキルを重視する人
それぞれ、深掘りして解説します。
仕事に大きくコミットしたい人
とにかく、仕事に大きくコミットしたい人は、ベンチャー企業がおすすめです。
ベンチャーは、良くも悪くも大手に比べて体制が整っていないため、やるべき業務の範囲が広いです。
このため、仕事量は多いですが、さまざまな業務を経験できます。
仕事に打ち込みたい人は、ベンチャー企業が向いているでしょう。
20代で事業を立ち上げたい人
就職して5年以内など、20代で事業を立ち上げたい人は、ベンチャー企業を選ぶと良いでしょう。
ベンチャー企業は、経験できる業務が多いだけでなく、社長と話せる機会が多い企業もあります。
とはいえ、大手企業に就職してから起業する人もいます。
しかし、早めに起業したい方は、社長との距離感が近い企業に入社し、起業の方法を聞くことが有効です。
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収入より身に付くスキルを重視する人
ベンチャー企業は、大手企業よりも収入が低いケースが多いです。
しかし、ベンチャーは、大手で部署ごとに分かれている業務を一括でまとめて経験できるため、幅広くスキルが身に付きやすいです。
収入は低い傾向にありますが、スキル面を重視する場合は、ベンチャーを選ぶと良いでしょう。
新卒の優良ベンチャー企業を探す方法
ベンチャーには、ブラック企業もあるため、優良ベンチャー企業を探すことが大切です。
探す方法は、以下の3つ。
- JobSpringで優良ベンチャー企業を紹介してもらう
- 採用イベントで企業を知る
- 企業側から直接オファーをもらう
就活では、大手企業の情報が多いため、ベンチャー企業の情報が少ないです。
このため、ベンチャー企業に特化した方法を解説します。
JobSpringで優良ベンチャー企業を紹介してもらう
JobSpringは、就活生に本当に合う企業を3,4社のみ紹介してもらうことが可能です。
この際に、優良ベンチャー企業を志望していることを伝えましょう。
大手の就職エージェントは、就活生に大量の求人を紹介することが多いため、ブラック企業が含まれているケースもあります。
実際に、JobSpringを利用した就活生の3年以内の離職率は0.1%なので、結果で信頼性が証明されています。
採用イベントで企業を知る
毎年、全国各地で採用イベントが行われます。
イベントでは、実際に企業の人事や社長も参加し、特別選考に案内されたり、その場で内定を獲得できたりします。
特に、MeetsCompanyが開催しているイベントは、上場企業だけでなく、多くのベンチャー企業の人事の方が参加しています。
年間で10万人が利用しており、多くの就活生が利用しているので、優良ベンチャー企業を探す際に活用すると良いでしょう。
企業側からオファーをもらう
自分で探すのではなく、企業側からオファーをもらうのもありです。
プロフィールにベンチャーを志望していることを書くと、ベンチャー企業から多くのオファーが来ます。
実際に、本サイトで紹介しているスカウト型のサービスは、就活生のオファー受信率が90%を超えています。
しかし、中にはブラック企業からオファーが来る場合もあるため、オファーの中から優良ベンチャー企業を探しましょう。
スカウト型サービスに関する記事
「ベンチャー」「大手」という枠で志望先を決めない
ベンチャーや大手の中でも、規模や働き方など特徴は様々です。
このため、「ベンチャー」「大手」という考え方で、志望先を決めない方が良いでしょう。
自分が企業に求めることに優先順位を決めた上で、「その希望にマッチしている企業がベンチャーなのか大手なのか」、という考え方が良いです。
新卒で優良ベンチャー企業を探す方法
・採用イベントで企業を知る
・企業からオファーをもらう
ベンチャーにはブラック企業もあるので、上記の方法を参考にして優良ベンチャー企業を探すのが良いでしょう。